症状 symptoms

足関節捻挫 10代男性

前日、サッカーの練習中、相手選手とぶつかって転倒して右足首を捻挫し、その翌日に来院されました。

来院時は右足を庇うような歩き方で来られ、足首の外側には腫れ・内出血が見られました。ズキズキとした痛みがあり、また、足首を内側に捻ると痛みが出るとのことでした。

治療としては、ケガから2~3日間はアイシングが効果的とされているため、アイシングを行ないました。また、炎症を抑え、組織の修復を促すため、マイクロカレント治療器(微弱な電流を流し、治癒を促す)で治療をしていきます。再発防止のためにテーピングで足首を固定しました。

2日後に再度来院された時には、腫れ・痛みがともに和らぎ、前回より歩くのも楽になったとのこと。足首のグラグラ感がなくなるまで様子をみながらテーピングを続け、治療を継続されるようお伝えしました。

膝関節痛

80代女性三ヶ月前から左膝に立ち座りや、歩いたりする時に違和感と痛みが少しあり、昨日自宅付近を散歩中に左膝に強い痛みが出た為来院されました。

立ち座りや歩行時に左膝に強い負荷がかかる時や膝関節を深く曲げると膝の内側に痛みがあり、外観上膝関節にО脚変形がある

治療としては膝関節の運動に関係する筋肉の緊張を緩めたり、ストレッチしていきО脚を治療するため足関節や股関節、骨盤の調整をしていきます。

治療後は関節の動きが滑らかになり、膝を曲げやすかったり、立ち座りや歩いたりする時の痛みが軽減しまた。治療後は膝関節の痛みの原因の一つに筋力の衰えがある為ご自身で頑張って運動、トレーニングをする必要があることを伝え、まずは膝関節に負荷の少ないトレーニングをお伝えし、ご自宅で行うように指導しました。

二回目の治療では、痛みは完全には無くなってはないが前回より歩行がスムーズに行えるようになっていた。

五回目の治療では痛みがかなり軽減され、ご自宅で継続しているトレーニングの効果もあり筋力が向上し、歩行が安定しさらに歩行がスムーズに行えるようになりました。

外側上顆炎(テニス肘)

30代女性 家事をしている時、特に物を持ち上げたり、タオルを絞るような動作で右肘の外側に痛みが出る。

初見にて手首を曲げた状態から伸ばす動きに対して抵抗を加えると肘の外側に痛みが出る(トムソンテスト陽性)

治療として前腕の筋肉、特に指や手首を伸ばす筋肉(伸筋群)の筋緊張を緩め指、手首のストレッチをし、前腕の柔軟性を高めていき肘外側の筋付着部にかかる負荷が減るようにしていきます。

治療後は痛みが減り家事などの日常生活が楽に行えるようになりますが、負担がかかりやすく痛みが再発しやすい場所でもある為、痛みが完全になくなるまで日常からなるべく負担を減らすことや、通院を継続していただく必要がありますが、治療により日常生活を痛みなく過ごせるようになります。症状の程度やご職業によってテーピングやサポータなどもさせていただいています。

肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)

50代女性 2〜3週間程前から肩関節に少しの痛みと違和感、動きの悪さを感じていた。徐々に痛みと動きの悪さが増えていき、夜中にズキズキと疼いたり、服を着る事や髪を結ぶなどの日常生活にも支障か出てきた為来院した。

初見では肩関節が90度以上挙がらない、腕が後ろに回せないなど肩関節周囲の拘縮が認められた。

肩関節周囲炎では関節を構成する骨・筋肉・靭帯・腱・関節包などの炎症や癒着、拘縮などが主な原因です。しかしそれだけでなく指・手首・肘・肩甲骨などの硬さや捻れ、身体全体のバランスの歪み、内臓の状態の悪さも原因の一つになってることがあります。なので治療は肩関節だけでなく、身体全体を調整していきます。

一度の治療では症状の程度にもよりますが完全に痛みがなくなったり、肩の動きが完治することは難しいですが、施術後は痛みが減り肩がかなり動かしやすくなる為日常生活が過ごしやすくなります。

完治まで1年から2年程度かかると言われていますが、当院では運動指導やストレッチなどもお伝えし、日常からご自身でケアできるようにしっかりとサポートをさせていただいています。その為、当院に通院していただいている患者さんの多くはそれよりも早く完治する方が多いです

寝違え 20代男性

朝目覚めて起き上がった時に首に痛み。

頭を持ち上げたり、回したり、洗顔する時やうがいをする時にも痛みがあったということでその日のうちに来院。

初検時にチェックしてみると、首から肩〜背中までの筋緊張が強い。首の後屈時と左回旋時と左側屈時に強く痛みが出る。痺れは無い。

施術では、首から肩の緊張を緩めることはもちろん、背部から上腕部にかけての首の緊張を緩めるラインがあるのでそこまでしっかり緩める。

施術後は痛みが6〜7割軽減するが、まだ各動作での痛みは少し残るので、置き針を施すと8割は痛みが取れて可動域も広がった。

寝違えの場合は程度により、軽ければ一回の治療で良くなるが、重症なら4〜5回の治療が必要になる。痛めてから治療までが早ければ早いほど治るのも早い。逆に治療を後回しにすればするほど治りも遅くなる(痛みがあることで首を動かさない時間が長いと筋緊張や可動域制限が強くなるから)。早く痛みを軽減させて少しずつ動かす事が重要なのです。

今回の場合は、痛めた初日に来ていただけたので、翌日の起床時にまだ少し痛みが残るものの、日中動いているうちに徐々にほぐれて可動域を拡がっていき、3回目の治療で完全に痛みが無くなった。

寝違えになる原因は色々あります。

寝返り打つが少ない、前日に暴飲暴食しすぎた、筋トレの疲労が残っている、などなど。

何度も寝違えを繰り返す方には、そういった日常生活に問題が無いのかヒアリングして、少しでも再発しにくい身体作りや生活習慣の見直しをお手伝いしています。

寝違えした際にはお早めにいらして下さい(^^)

ギックリ腰 40代男性

重い荷物を持ち上げた時に腰がグキッと痛くなった。

初検時には、前屈動作や、椅子からの立ち上がり、ベッドからの起き上がりで痛みが強く出る。

施術は、主に腰と殿部の筋緊張を緩めていき、骨盤の動きを調整していきました。

キネシオテープで腰をサポートするテーピングもしました。

施術後は、前屈時の痛みは少しだけ残るが、起き上がりや立ち上がりの動きもスムーズに出来るようになりました。

最後に、再発防止の為に、重たい物を持つ際の腰に負担のかからない身体の使い方をお教えしました。

翌日も来院していただいて、お話を聞くと、「日常生活動作がだいぶ楽になったが、前かがみの時にまだ少し怖さがある」との事。

施術では、初日に取りきれなかった深い部分の筋緊張を取っていくと、施術後は前屈時の痛みはほとんど無くなった。その日はテーピングはせずに3日後に来ていただくようお伝えしました。

この3日間は痛みは全く無いが、腰まわりが張ってきた感じがするとの事。またこの状態を放っておくと再発のリスクが高まることをお伝えし、しっかり筋緊張を緩めた。殿部や大腿部のストレッチも行い腰への負担がかからないように周りも緩めた。

かなり良くなってきたので、1週間後に来てもらうようお伝えした。その間に何か異変があれば早めに来るようにとも。

1週間後、日常生活では何も問題無かったとのこと。チェックしてみても以前のような筋緊張や動きの悪さも無かったので、自宅で出来るストレッチをお教えして、何かまた不調があればいらしてくださいとお伝えしました。

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